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★【障子張り替え講座】たるみ激減の障子紙を使え!/湿気にも強く見た目もスッキリ
障子の張り替えを考えたとき、多くの人が直面する悩みの一つが「たるみ」です。新しく張り替えた障子が、時間が経つとシワシワになったり、たるんでしまうことは、見た目にも良くありませんし、何より気持ちが下がりますよね。
でも、ご安心ください。今回は、障子張り替え初心者の方でも簡単にでき、たるみにくい障子紙の選び方から張り替えのコツまで、誰にでもわかりやすくご紹介します。
この記事を読めば、湿気に強く、見た目もスッキリした障子を長持ちさせる方法がきっと見つかります。たるみを気にせず、美しい障子でお部屋をより快適にしましょう。
【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている
前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者6000人の襖系Youtuber
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く51歳
目次:・障子張り替えで悩むたるみ問題とは？・障子張り替えたるみ問題解決のための障子紙の選び方・障子張り替えたるみ防止テクニックステップバイステップ
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障子張り替えで悩むたるみ問題とは？
障子張り替え初心者が直面するたるみの原因
障子のたるみは、紙の質感、張り方、そして環境要因に大きく左右されます。
質の低い紙を使用していると、時間と共に紙が伸びてしまい、たるみの主な原因となり得ます。また、張り替え時に紙を十分に張り締めなかったり、正しい方法で行わなかった場合も、たるみやすくなる要因の一つです。
★湿気がたるみに与える影響
日本のように湿気が多い地域では、障子紙が湿気を吸収しやすく、これがたるみの大きな原因となります。
湿気によって障子紙が伸び、その後乾燥するときに縮むことで、たるみが生じます。季節の変わり目や、特に湿度の高い時期は、障子紙のたるみに特に注意が必要です。
湿気によって障子紙が伸び、その後乾燥するときに縮むことで、たるみが生じます。季節の変わり目や、特に湿度の高い時期は、障子紙のたるみに特に注意が必要です。
この章で説明したように、障子張り替えにおけるたるみの問題は、いくつかの原因によって引き起こされますが、適切な知識と対策を講じることで、この問題を大幅に減少させることが可能です。次章では、たるみに強い障子紙の選び方について、さらに詳しく掘り下げていきます。
▼盛岡市近郊で障子張り替えのご用命は前田畳店
障子張り替えたるみ問題解決のための障子紙の選び方
障子張り替えにおけるたるみを防ぐためには、適切な障子紙の選び方が非常に重要です。たるみにくい障子紙を選ぶことで、長期間美しい状態を保つことができます。ここでは、たるみに強い障子紙を選ぶためのポイントをご紹介します。
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★たるみにくい障子紙の特徴
たるみにくい障子紙は、材質が重要なポイントとなります。通常の障子紙よりも繊維が密で、強度が高い紙を選ぶと良いでしょう。また、湿気に強い加工が施された障子紙も市販されています。これらの紙は、湿気を吸収しても伸縮が少ないため、たるみにくいのが特徴です。
★材質と技術：たるみを防ぐ最新の障子紙
最近では、伝統的な障子紙の良さを保ちつつ、たるみにくいように改良された製品も登場しています。例えば、撥水性や防カビ性に優れた加工が施された障子紙などです。これらの技術は、障子紙が湿気を帯びた環境にさらされても、その影響を最小限に抑えることができます。
★購入前にチェックすべきポイント
障子紙を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。
材質：繊維の密度が高く、強度のある紙を選びます。
加工：湿気に強い加工や、撥水性、防カビ性のある紙を選びます。
レビュー：実際に使用した人のレビューを参考にします。特に、湿気の多い地域での使用経験があるレビューは参考になります。
見た目：障子紙はインテリアの一部でもあるため、お部屋の雰囲気に合うデザインを選びましょう。
障子紙を選ぶ際にこれらのポイントを考慮することで、たるみにくく、長持ちする障子を実現することができます。次の章では、実際に障子紙を張り替える際のステップバイステップの手順と、たるみを防ぐためのポイントを詳しく解説していきます。
障子紙を張り替える手順
古い障子紙を取り除く：障子枠から古い紙を慎重に剥がします。このとき、枠を傷つけないように注意しましょう。
枠を清掃する：古いのりやホコリをきれいに拭き取り、障子枠を清潔にします。
新しい障子紙を準備する：新しい障子紙を障子枠のサイズに合わせてカットします。少し大きめに切ると、張りやすいです。
のりを塗る：障子枠に均一にのりを塗ります。端から始めて、中央に向かって塗ると均一に広がります。
障子紙を貼る：障子紙の端を障子枠の上部に合わせて、ゆっくりと下に向かって貼ります。逆でも大丈夫ですが一定方向にしましょう。
このプロセスは、障子紙のたるみやしわを最小限に抑えるのに役立ちます。詳しくは私の動画で解説していますので、ぜひご覧ください。
このプロセスは、障子紙のたるみやしわを最小限に抑えるのに役立ちます。詳しくは私の動画で解説していますので、ぜひご覧ください。
【動画】その「シワ、たるみ」あきらめないで！/
障子の張り替え方【初心者にもおすすめできる紙】
仕上げ：障子紙が枠にしっかりと貼り付いたら、余分な紙をカッターで切り取ります。最後に、乾いた布で軽く押さえて、きれいに仕上げます。
最終仕上げ
必ず乾いてから、霧吹きで軽く霧吹きをして、障子紙全体に均一に水分が行き渡るようにします。乾いてなおしわになっている時には、もう一度霧吹きをかけましょう。
霧吹きをしないとこんな感じ。中央上部にあるのは何か光の反射
たるまない障子紙を使うとピンと張ってたるみづらい。
中央部は光の反射。
★【障子張り替え講座】たるみ激減の障子紙を使え!/湿気にも強く見た目もスッキリの総括
障子の張り替えは、日本の家屋において美しさと快適さを保つために重要な作業です。この記事では、障子張り替えにおけるたるみ問題に焦点を当て、たるみに強い障子紙の選び方から、正しい張り替え方法までをステップバイステップでご紹介しました。
たるみにくい障子紙の特徴、材質と技術、そして購入前にチェックすべきポイントを理解することで、長持ちする美しい障子を実現することができます。また、霧吹きを使った湿らせ方や、のりの均一な塗り方など、たるみを最小限に抑えるためのテクニックも解説しました。
言い忘れていましたが、障子張り替えや襖の張り替えはカッターを常に切れる状態にしておくのがかなりのほポイントになります。私のおすすめするものを紹介しておきますので、気になる方はご覧ください。
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障子張り替えは、少しの注意と正しい知識があれば、誰でも美しく仕上げることが可能です。この記事を参考に、たるみのない障子でお部屋をより快適に彩りましょう。
この記事のまとめ
☑️ 障子の張り替えで最も悩まれるのが「たるみ」問題
☑️ 湿気が障子紙のたるみの主な原因
☑️ 質の低い紙を使用すると、時間が経つとたるみやすい
☑️ 張り替え時に十分に紙を張らないとたるみが生じる
☑️ たるみにくい障子紙を選ぶことが大切
☑️ 湿気に強い加工が施された障子紙がおすすめ
☑️ 素材選びは、繊維が密で強度が高いものを選ぶ
☑️ 張り替え時には枠を傷つけないように古い紙を慎重に取り除く
☑️ 障子枠を清潔にしてから新しい紙を貼ることが重要
☑️ 霧吹きを使って均等に湿らせることでシワを防止
☑️ のりは端から中央に向けて均一に塗る
☑️ 新しい障子紙は、少し大きめに切ると張りやすい
☑️ 張り替え後、余分な紙をカッターで切り取る
☑️ たるみを防ぐ最新技術の障子紙も存在する
☑️ 湿気が多い地域では、撥水性や防カビ性のある障子紙が有効
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