公営住宅から退去することになったとき、まず気になりやすいのが原状回復の内容や費用ではないでしょうか。


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とくに、畳やふすま、障子、壁紙などは、どこまで修繕が必要になるのか、どのくらいの費用を見ておけばよいのかと迷いやすい部分かと思います。


さらに、引っ越しが近づくと、不用品の整理や処分、ハウスクリーニングのことまで重なり、何から確認すればよいのか分かりにくくなることもあります。



まず最初にお伝えしておきたいのは、

退去時にどこをどのように修繕するかの最終的な判断は、各自治体や物件の管理担当者が検査や確認を行ったうえで決まるということです



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この記事でご紹介する修繕内容は、あくまで私がこれまでの経験の中でご相談を受けやすかったケースや、実際によく見かける例をもとにしたものです。
そのため、すべての県営・市営住宅にそのまま当てはまるとは限りません。




実際の修繕内容や費用負担は住戸の状態や確認結果によって異なる場合がありますので、
最終的には自治体や管理担当者の指示に従いながら進めることが大切です。

この記事では、そうした前提をふまえながら、公営住宅の退去で確認しておきたい原状回復の考え方や、費用を見ながら進めるポイントを整理してご紹介します。




目次




公営住宅の退去では原状回復をどう考えるか

まず確認したいのは自治体や管理担当者の案内

公営住宅の退去では、原状回復が必要になる箇所や費用負担の考え方が一律ではない場合があります。

そのため、最初に自治体や管理担当者からどのような説明があるかを確認しておくことが大切です。



同じように見える傷みでも、住戸の状態や確認結果によって、修繕が必要と判断される範囲が変わることも考えられます。

記事や口コミだけで判断するのではなく、まずは正式な案内を見ながら進めると安心です。




退去時に確認されやすい箇所とは

公営住宅の退去時には、畳やふすま、障子、壁、床などが確認されやすい傾向があります。

とくに、日常生活の中で目立つ汚れや傷みが出やすい部分は、状態を見ながら修繕の要否が判断される場合があります。

そのため、退去前には室内を見直しながら、どの部分に傷みや汚れがあるかを整理しておくと、その後の相談も進めやすくなります。



入居者側で対応できる範囲を見ておくことも大切

公営住宅では、入居者側で業者を手配できる場合もあれば、進め方に一定のルールがある場合もあります。

修繕を進める前に、入居者側で相談や手配が可能かどうかを確認しておくと、あとから行き違いになりにくくなります。

とくに、見積もりを取る前に確認しておくことで、不要な手配や二重のやり取りを避けやすくなるかと思います。




畳や襖や障子や壁紙はどこを見ておきたいか

畳は表替えで済む場合と交換が必要になる場合がある

畳については、表面の傷みや汚れの程度によって、表替えで対応しやすい場合もあれば、状態によっては交換が必要と判断されることもあります。

明らかな凹みやひどい汚れがあるときは、早めに状態を確認しておくとよさそうです。


また、液体をこぼした跡や湿気による傷みがある場合は、見た目だけでは分かりにくいこともあります。気になる部分があるときは、そのままにせず相談材料として整理しておくと安心です。



襖や障子は仕上がりや骨組みの状態も見られやすい

ふすまや障子は、紙の破れだけでなく、桟や枠の状態も見ておきたい部分です。

骨組みに傷みがある場合は、張り替えだけでは済まないこともあるため、表面と下地の両方を見ておくと分かりやすくなります。


また、自分で張り替える場合は、仕上がりのしわや貼り具合が気になることもあります。無理に進めるより、現状に合った方法を見ながら判断したほうが進めやすい場合もあります。




壁紙や床は部分補修より範囲が広くなることもある

壁紙や床については、汚れや傷みの場所だけでなく、広がり方や材料の状態も見ながら判断されることがあります。

とくに、台所まわりの油汚れや、床材の傷みが目立つ場合は、補修の範囲が広くなることも考えられます。

そのため、気になる箇所が一部分だけに見えても、実際の対応範囲は確認内容によって変わることがあります。自分で範囲を決めつけず、まずは状態を見てもらう前提で考えるとよいかと思います。



費用の目安と見積もりはどう考えると進めやすいか

修繕費用は一か所ずつではなく全体で見たい

公営住宅の退去では、畳だけ、ふすまだけと分けて考えるより、全体でどのくらいになりそうかを見ておくことが大切です。

複数の箇所に修繕が必要になると、ひとつひとつは大きくなくても、合計で想定より費用がかかる場合があります。

そのため、まずは気になる箇所を整理し、全体の見積もりを見ながら優先順位を考える流れのほうが分かりやすいかと思います。




目安価格があると比較しやすくなる

畳やふすま、障子などは、ある程度の目安価格が分かると、費用感をつかみやすくなります。

ただし、実際の金額は材料や状態、補修の有無によって変わる場合があるため、あくまで参考として見ておくことが大切です。

費用の安さだけで決めるのではなく、どこまでの内容が含まれているのかも一緒に見ておくと、あとで分かりやすくなります。


見積もりは内容を確認しながら進めたい

見積もりを取るときは、金額だけを見るのではなく、どの部分の修繕が含まれているのか、追加で費用がかかる可能性があるのかも確認しておくと安心です。

また、公営住宅では最終的な確認内容に合わせて考える必要があるため、見積もりを取ったあとも、その内容をそのまま決定と考えず、確認結果に応じて調整する前提で見ておくと進めやすくなり
す。

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不要品処分や引っ越し費用まで含めて考えるとどうか

退去前は修繕だけでなく不要品の整理も重なりやすい

公営住宅の退去では、修繕だけでなく、家具や家電、不用品の整理も同時に進めることが多くなります。そのため、原状回復だけに意識が向きすぎると、引っ越し全体の負担が見えにくくなることがあります。


先に不要品を整理しておくことで、室内の状態も確認しやすくなり、修繕が必要な箇所も見つけやすくなることがあります。




引っ越し費用は比較しながら考えると見えやすい

引っ越しにかかる費用は、時期や荷物量、距離によって変わりやすいため、早めに情報を集めておくと安心です。

修繕費用と引っ越し費用が重なる時期だからこそ、全体の予算を見ながら進めることが大切になります。

不要品処分を先に進めることで、引っ越し料金の見え方が変わることもあるため、修繕とあわせて考えておくと無理のない進め方につながりやすくなります。


退去準備は一つずつ整理すると進めやすい

公営住宅の退去では、原状回復、不要品処分、引っ越し準備と、考えることが重なりやすいものです。


そのため、いきなり全部を決めようとするよりも、まずは確認事項を整理し、次に見積もりや相談先を考える流れのほうが進めやすいかと思います。


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必要な修繕内容や費用負担は、最終的に各自治体や管理担当者の確認内容に沿って考えることが前提になりますが、その前に全体像をつかんでおくことで、退去準備を落ち着いて進めやすくなるのではないでしょうか。



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