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部屋に入ったとき、「なんか暗いな…」と感じたことはありませんか? 照明のせいかと思って電球を変えてみたけど、いまいち変わらない。

実はその原因、“壁紙”にあるかもしれません。

本記事では、現場で実際に壁紙を張り替えてきた職人の視点から、「なぜ暗く見えるのか」「どんな壁紙を選べば明るくなるのか」「DIYでできるおすすめ商品」まで詳しく解説します。

明るくて心地よい部屋に変える第一歩は、“壁紙の見直し”から。この記事でそのヒントをつかんでみてください。


この記事のポイント
  • ✅ 部屋が暗く見える原因の多くは照明ではなく壁紙にある
  • ✅ 暗くなる壁紙の特徴と、避けるべきNG例がわかる
  • ✅ 明るい印象を与える壁紙の選び方と実例をプロ目線で紹介
  • ✅ DIYで貼れるおすすめの壁紙商品もあわせて紹介

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【目次】

■「部屋が暗い」と感じたら壁紙を見直すのが最優先-暗さの原因は光じゃなくクロスにあった

・照明を変えても暗い-それは壁紙が原因かもしれません

・暗く感じる壁紙には共通点がある

・光が当たるときの見え方もポイント

・明るくしたいならまずやるべきはクロスの見直し


■部屋が暗く見える壁紙の特徴とは-よくあるNG例と照明-家具との相乗効果

・色選びで空間が沈んでしまうケース

・凹凸の深いエンボス壁紙が影を強調する

・照明が電球色だけだと黄ばみが目立つ

・床や建具の色とコントラストが合っていない


■明るく見える部屋を作る壁紙の選び方-プロが提案する配色-質感-機能の正解とは

・ベースの色はまっ白よりやさしい白がおすすめ

・光を受けても影が出にくい微エンボスが理想的

・生活空間には機能付きクロスが断然おすすめ

・狭い部屋や北向きの空間には光を逃がさない工夫を


■DIYでも貼れる-暗い部屋におすすめの明るい壁紙商品-職人が厳選した安心セット

・初心者でも貼りやすい安心セット-その名はSP9713

・厚手でカットしやすいからDIYでも仕上がりがきれい

・どんな場所にも合う万能カラーで暗さを解消

・レビューから見えてくるリアルな使い心地

・DIYでも明るくできたという実感を得やすい


■部屋が暗いまま放置するとどうなる-壁紙リフォームで得られる実用的な変化

・毎日いる場所だからこそ明るさが気分を左右する

・生活動線に潜むリスクもある

・来客の第一印象や子どもの集中力にも影響

・壁紙を変えるだけで空間の雰囲気が変わる




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■「部屋が暗い」と感じたら壁紙を見直すのが最優先–暗さの原因は光じゃなくクロスにあった

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・照明を変えても暗い…それ、壁紙が原因かもしれません

部屋に入った瞬間、なんだかどんよりして見える。そんな時に多くの人が最初に思いつくのが「照明を明るくしよう」ではないでしょうか。

たしかに、照明の色や位置も大切です。けれど、実は照明よりも壁紙の色や素材が、部屋全体の印象を大きく左右するケースがとても多いです。


特に北向きの部屋や、窓が小さくて日光が入りにくい場所では、壁紙の選び方ひとつで体感の明るさが大きく変わってきます。

明るい白系クロスに張り替えただけで、「照明を変えたみたい」「空間が広く感じるようになった」と驚かれることも少なくありません。



・暗く感じる壁紙には共通点がある

実際に張り替えの現場でよく見かけるのが、以下のような壁紙です。

暗く感じやすい壁紙の特徴 なぜ暗くなるのか
グレー・くすんだベージュ 光を吸収しやすく、反射が弱い
凹凸の深いエンボス 影ができやすく、暗く見える
汚れやヤニで黄ばんだクロス 全体のトーンが沈んで見える



このように、壁紙が「光を反射するか・吸収するか」で部屋の明るさは大きく左右されます。

特に照明との相性が悪いと、より一層くすんで見えてしまうことも。だからこそ、照明の交換よりも、まず壁紙の見直しが効果的なのです。




・光が当たるときの“見え方”もポイント

同じ色の壁紙でも、昼と夜、直射日光と間接光では印象がガラッと変わります。

たとえば、ツヤ感のある素材は日中キラキラ見えてきれいですが、夜の斜光では凹凸が強調されて影が目立つこともあります。

また、LED照明の色温度(電球色・昼白色)によっても、白い壁紙が黄ばんで見えたり、逆に冷たく青白く感じたりするケースもあります。つまり「白を選べば安心」ではないんですね。



・“明るくしたい”ならまずやるべきはクロスの見直し

部屋が暗く感じるという悩みに対して、照明や家具の配置ももちろん大切です。ですが、手っ取り早く視覚的な変化を出したいなら、やはり壁紙の張り替えが一番の近道です。

とくに明度の高いホワイト系、微エンボスの織物調クロスは、光を柔らかく反射し、空間に明るさと清潔感を与えてくれます。

後の章で紹介するDIY向けのクロスも、職人目線でおすすめできるものを選んでいますので、ぜひ参考にしてみてください。



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■部屋が暗く見える壁紙の特徴とは?よくあるNG例と照明・家具との相乗効果

・色選びで空間が沈んでしまうケース

グレーやベージュなど、くすみ系のカラーは落ち着いた印象を与えやすい一方で、光を吸収してしまう性質があります。

特に北向きや日当たりの悪い部屋に使うと、思っている以上に暗く感じることが多いです。くすみカラーをアクセントにするのは良い方法ですが、壁一面に使う場合は注意が必要です。


・凹凸の深いエンボス壁紙が影を強調する

模様や立体感のあるエンボス壁紙は高級感が出る反面、光の当たり方によっては影が強調され、暗く見える原因になります。

特に間接照明やスポットライトを多用する空間では、壁面の影が際立ちやすいので気をつけたいところです。


NGな壁紙の特徴 暗くなる理由
くすみカラー全体貼り 光の反射率が低く空間が沈む
深いエンボス 影が強調され暗く見える
照明が電球色のみ 白壁でも黄ばんで見える
床や建具が濃色 壁との対比で暗く映る


・照明が電球色だけだと黄ばみが目立つ

白い壁紙を使っているのに、夜になると黄ばんで見えるという声はよく聞かれます。これは照明の色温度が電球色に偏っている場合に起こりがちな現象です。

特に築年数の経った家や賃貸物件では電球色の蛍光灯が多く使われており、壁紙の印象が昼間と夜間で大きく違って見えることがあります。


・床や建具の色とコントラストが合っていない

床やドア枠などが濃い色の場合、壁が同じくらいのトーンだと空間全体が重く見えがちです。逆に、濃色の家具や建具に合わせて壁紙を明るくすることで、コントラストが際立ち空間がすっきり見えることもあります。

このように、壁紙の色・質感・照明・家具の色が組み合わさることで、部屋全体の明るさが決まってきます。

単独で見ると良い壁紙でも、空間全体のバランスで暗くなってしまうことがあるため、張り替え前にしっかり確認しておくことが大切です。




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■明るく見える部屋を作る壁紙の選び方–プロが提案する配色・質感・機能の正解とは

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・ベースの色は「まっ白」より「やさしい白」がおすすめ

明るい部屋にしたいなら、まず壁紙の色は重要なポイントです。ただし、真っ白すぎるクロスは逆に冷たく感じたり、光が強く反射して目にチカチカすることがあります。

そこで多くの現場でおすすめしているのが「オフホワイト」や「ほんのり黄みのある白」。

これらの色は光をほどよく反射しつつ、空間全体をやわらかく包んでくれる効果があります。


特に日当たりが悪い北側の部屋では、ややあたたかみのある色のほうが、落ち着いて明るく見えることが多いです。



・光を受けても影が出にくい“微エンボス”が理想的

壁紙の表面がツルツルしすぎると、光がテカって不自然に見えやすくなります。逆に、凹凸が深すぎると影が強く出てしまい、部屋全体が暗く感じる原因に。


その中間にある「微エンボス仕上げ」は、光をやわらかく受け止めて反射し、影が出にくく自然な明るさを演出してくれます。デザイン面でも上品な印象になりやすく、ナチュラル系・北欧系のインテリアとも相性が良いです。


・生活空間には“機能付きクロス”が断然おすすめ

最近の壁紙は見た目だけでなく、機能性もどんどん進化しています。とくに日常生活で気になる要素には、以下のような機能付き壁紙が効果的です。


機能 どんな時に便利?
防カビ 湿気が多い脱衣所や北側の部屋に◎
抗菌 小さい子どもがいる家庭やペット対策に
撥水 トイレや洗面台まわりに使うと長持ち
消臭 キッチン・玄関のにおい対策にも最適



これらの機能は、壁紙の厚みや仕上げと一緒に選ぶことで、より快適な空間を作ることができます。たとえば「厚みのある撥水タイプ+オフホワイト」は、トイレや洗面所で非常に人気の組み合わせです。


・狭い部屋や北向きの空間には“光を逃がさない工夫”を

特に明るさに悩む部屋では、「壁紙が光を吸収してしまっている」パターンが多いです。そこで、下記のような工夫も取り入れてみてください。


  • カーテンや床とのバランスを意識して、壁紙を一段階明るめにする
  • 壁紙の貼る面を照明側に合わせることで反射効果を高める
  • 部分的に光を反射するアクセントクロスを組み合わせる


空間全体の明るさは、壁紙だけでは決まりませんが、壁面の印象は8割以上を占めるとも言われます。つまり、どんな壁紙を選ぶかで「見え方そのもの」が変わるということなんです。


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■DIYでも貼れる!暗い部屋におすすめの明るい壁紙商品–職人が厳選した安心セット

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・初心者でも貼りやすい安心セット、その名はSP9713

壁紙を明るく変えたい。でも「プロに頼むほどではない」「まずは自分で貼ってみたい」という方にぴったりなのが、壁紙屋本舗×サンゲツのSP9713(生のり付き)という商品です。

このクロスは、届いてすぐに貼れる“生のり付き仕様”で、貼り直しもしやすく、DIYでも扱いやすいのが特徴。しかもプロも信頼するサンゲツ製というのが心強いポイントです。


・厚手でカットしやすいからDIYでも仕上がりがキレイ

SP9713はしっかりとした厚みがあるため、下地の凹凸を拾いにくく、貼ったあとの仕上がりが非常にきれいです。

また、裏のフィルムには目盛が付いていて、ハサミやカッターでのカットも楽。 初心者でも安心して作業できる設計になっています。のりが乾くまで時間があるので、位置の微調整もしやすいのが嬉しいですね。


・どんな場所にも合う万能カラーで暗さを解消

色は「明るめの白+織物調」。これが実に絶妙です。真っ白すぎないので冷たくなりすぎず、照明や家具と合わせやすい。

暗く見えがちな北側の部屋や、窓が小さいスペースにも向いています。 リビング・寝室・廊下・トイレ・子供部屋など、幅広い空間に使える万能選手のような壁紙です。


・レビューから見えてくる“リアルな使い心地”

実際に使った人の声からも、DIY初心者にとって安心できる要素が多く見えてきます。中でも評価が高いのは「貼りやすさ」と「仕上がりの良さ」。

ただし「天井だけは難しかった」「スズランテープ部分のカットがやや大変だった」という意見もあるため、天井や高所の施工は無理せず、壁中心の施工をおすすめします。


メリット 注意点
生のり付きで初心者でも簡単に貼れる 届いてから2〜3週間以内に貼る必要あり
貼り直し・位置調整がしやすい スズランテープのカットは少しコツが必要
厚手で下地が透けにくく仕上がりがキレイ 天井など広い面は難易度が上がる


・「DIYでも明るくできた!」という実感を得やすい

貼り終えたあとの「部屋が明るくなった!」「雰囲気が一気に変わった!」という感動を、SP9713は実現しやすい商品です。

プロ目線でも「これは選んで間違いない」といえる内容で、コスパも優秀。 まずは一面だけチャレンジしてみて、慣れてきたら全面貼りにトライするのもいいかもしれません。


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■部屋が暗いまま放置するとどうなる?壁紙リフォームで得られる実用的な変化

・毎日いる場所だからこそ、明るさが気分を左右する

暗い部屋に長時間いると、知らず知らずのうちに気分も沈みやすくなります。自然光が届きにくい部屋や、照明をつけてもどこか重く感じる空間は、脳や気持ちにマイナスの影響を与えがち。

また、全体的に色が沈んでいると「狭く感じる」「閉塞感がある」「清潔感がない」など、心地よさからは遠ざかってしまいます。


・生活動線に潜むリスクもある

明るさが足りない部屋では、視界が悪くなり物の位置が把握しづらくなることも。

特に高齢者や子どもがいる家庭では、暗い廊下や部屋の隅で「つまずいた」「物にぶつかった」という事故が起こるケースもあります。

照明を増やすのも1つの手段ですが、壁紙を明るくすることで、空間全体が見渡しやすくなり、転倒リスクも軽減できます。


・来客の第一印象や子どもの集中力にも影響

誰かが遊びに来たとき、部屋が暗くてどんよりしていたら、その印象はずっと残ってしまうかもしれません。

「ちょっと片付いてないように見える」「なんだか古くさい」と思われる可能性も否定できません。 さらに、子ども部屋の明るさは、視力や集中力にも関わってきます。

光量が少ない部屋では目が疲れやすくなり、学習環境としても不向きになることがあります。



暗い部屋がもたらすデメリット 影響を受ける対象
気分が沈みやすくなる 毎日過ごす本人全員
転倒やケガのリスクが上がる 高齢者・小さなお子さん
来客に与える印象が悪くなる 友人・親戚・営業担当者など
学習や作業時の集中力が落ちる 子ども・在宅ワーカー


・壁紙を変えるだけで“空間の雰囲気”が変わる

「家具はそのまま、壁紙だけ明るい白に張り替えたら、空間全体がすっきりして見えるようになった」という声も多数あります。

実際、壁の色が変わると家具や雑貨の色が引き立ち、部屋全体に統一感と清潔感が出てきます。 リフォームまでは大掛かりすぎると感じていた人も、壁紙を変えるだけなら手軽に取り組めますし、その効果は想像以上です。

気分が前向きになったり、お部屋の写真をSNSで投稿したくなったという声も。暮らしの満足度がじわっと高まっていく実感を得られるはずです。


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■「なんか部屋が暗い…」そんなときは壁紙を疑ってください–職人が教える明るくするコツのまとめ

  • ✅ 暗く見える部屋の原因は照明より壁紙にあることが多い
  • ✅ グレーやくすみカラーの壁紙は光を吸収し、空間を沈ませやすい
  • ✅ 深い凹凸のある壁紙は影が出やすく、暗く感じる一因になる
  • ✅ 電球色の照明と黄ばんだ壁紙の組み合わせは特に注意が必要
  • ✅ 明るく見える壁紙はオフホワイトや黄みがかった白が基本
  • ✅ 微エンボス仕上げは影が出にくく自然な明るさを演出する
  • ✅ 機能性(防カビ・撥水・抗菌・消臭)も選定基準に含めたい
  • ✅ 北向きの部屋や狭い空間には“光を逃さない色と素材”を
  • ✅ DIY初心者でも扱いやすい壁紙商品は実際に存在する
  • ✅ サンゲツSP9713は生のり付きで貼り直しOK、厚みも安心
  • ✅ レビューでも評価が高く、DIYで使うなら壁中心が安全
  • ✅ 暗い部屋を放置すると気分や視力、印象面でも悪影響が出る
  • ✅ 壁紙を変えるだけで家具や空間の雰囲気まで明るくなる
  • ✅ 清潔感・広さ・快適さの印象も壁紙次第でガラリと変わる
  • ✅ 壁紙リフォームは簡単・効果大・満足度が高い対策である


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【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている
前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者9000人の襖系Youtuber
youtube.com/@tatami777
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く52歳


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【前田畳店の紹介】
盛岡で創業60年の信頼と実績!
たたみ、ふすま、しょうじ、カベ紙、アミ戸の張替えリフォームは
畳製作技能士一級・畳訓練指導員、壁装技能士1級、2級在籍の


前田畳店・インテリアマエダ

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