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和室に入ったとき、何となくこもったような臭いが気になることはありませんか。
窓を開けても抜けきらない、掃除をしても少し残る、そんな空気感に悩むことは意外と少なくありません。
そのとき、畳やカーテン、押し入れの中だけを気にしがちですが、見落としやすいのが襖です。
襖紙は紙や繊維を使ったものが多く、年月とともに生活臭を吸い込みやすい面があります。タバコ、ペット、湿気、料理、古い建材のにおいなどが少しずつ重なり、部屋全体の印象に影響することもあるでしょう。
和室の臭い対策としては換気、掃除、除湿、畳や障子の見直しなどいろいろあります。
その中で、襖紙を新しくする方法は、思っている以上に空気感が変わるきっかけになりやすいものです。さらに最近は、貼るだけで使いやすい消臭リメイクシートも見かけるようになりました。
この記事では、和室の臭いと襖の関係を整理しながら、襖の張り替えと消臭リメイクシートをどう考えればよいのかをやさしくまとめます。
部屋のにおいが気になっているときの見直しポイントとして、無理のない範囲で参考にしてみてください。
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目次
- ■ 消臭リメイクシートで和室の臭い対策はできるのか 襖に注目する意味はある
- ■ 和室の臭い対策で襖を見直すときに知っておきたいこと
- ■ 消臭リメイクシートの特徴と向いている使い方
- ■ 襖の張り替えが和室の臭い対策で選ばれる理由
- ■ 消臭リメイクシートと襖張り替えの違いを表で整理
- ■ 和室の臭い対策で一緒に見直したい場所
- ■ こんな商品も候補になる 消臭リメイクシートを取り入れる考え方
- ■ 和室の臭いが気になるときは 襖も含めて無理なく整えていきたい
■ 消臭リメイクシートで和室の臭い対策はできるのか 襖に注目する意味はある

和室の臭い対策として、消臭リメイクシートは一定の選択肢になりそうです。とくに、襖の表面に古い臭いが残っていそうな場合には、表面材を変えるだけでも印象が軽くなることがあります。
ただし、ここで大切なのは、消臭リメイクシートだけで和室の臭いがすべて解決するとは限らないという点です。
部屋のにおいは1つの原因だけで生まれているとは限りません。畳の古さ、押し入れの湿気、壁材、エアコン、寝具、換気不足など、いくつもの要素が重なっている場合も多いからです。
それでも襖に注目する意味は十分あります。なぜなら、襖は面積が大きく、しかも部屋の中に常に出ている部分だからです。
表面が古くなっていたり、長年の生活臭を吸い込んでいたりすると、空気の印象に影響しやすくなります。見た目をきれいにするだけでなく、臭いの面でも見直す価値はあるでしょう。
また、和室の臭いに悩んでいるときは、何となく部屋全体が古びて感じられることもあります。
そのときに襖の表面が新しくなると、見た目と空気感の両方が少し整いやすくなります。こうした変化は数字では表しにくいものの、暮らしの中では意外と大きいものかもしれません。
少し肩の力を抜いて言えば、和室の臭い対策は大がかりなことだけが正解ではありません。
まずは面積の大きい部分から見直してみる、その候補の1つが襖というわけです。
・ 襖紙にしみ込んだ臭いが気になりやすい理由
襖紙は種類によって素材感が異なりますが、一般的な襖紙は紙系の風合いを持つものが多く、時間とともに空気中の臭いを受けやすい傾向があります。
とくに湿気を含みやすい環境では、臭いが残りやすく感じられることもあるでしょう。
さらに、襖の近くに押し入れがある場合は注意したいところです。押し入れ内部の湿気や布団、衣類、木部のにおいが襖側に影響することもあります。表面だけでなく、周囲の環境ごと見たほうがよい場面もあるわけです。
・ 貼るタイプと張り替えでは考え方が少し違う
消臭リメイクシートは、今ある襖の上から貼って使うタイプが中心です。手軽さが魅力で、見た目を変えやすい点はかなり便利です。
一方で、本格的な襖の張り替えは古い襖紙を外して新しくするため、古い表面材そのものを入れ替えられます。
どちらが合うかは、臭いの強さ、襖の傷み具合、予算、仕上がりへのこだわりで変わってきます。軽い見直しならリメイクシート、古さや傷みが目立つなら張り替えも検討、という考え方が自然ではないでしょうか。
筆者の動画では、襖張り替え、リメイクシート張り替えの基本も解説しています。気になる方はチェックしてみてください。
■ 和室の臭い対策で襖を見直すときに知っておきたいこと
襖を見直す前に、臭いの原因を少し整理しておくと判断しやすくなります。部屋のにおいは目に見えないぶん、何となく全部が原因に思えてしまいますが、実際にはある程度の切り分けが可能です。
たとえば、雨の日や湿度の高い日に臭いが強くなるなら、湿気の影響が大きいかもしれません。
押し入れを開けたときに強く感じるなら、収納内部のにおいが回っている可能性もあります。襖の前に立ったときだけ少し臭いを感じるなら、襖紙や下地の影響も考えやすくなります。
臭いの種類によって見直すポイントが違うのも大事なところです。下の表に、ざっくりとした見分け方をまとめます。
| 気になり方 | 考えやすい原因 | 見直したい場所 |
|---|---|---|
| 雨の日に強くなる | 湿気、結露、カビっぽいこもり臭 | 押し入れ、畳、襖、換気 |
| 古い紙のような臭い | 襖紙や壁紙の経年変化 | 襖の表面、壁まわり |
| 生活臭がじわっと残る | タバコ、ペット、料理臭の蓄積 | 襖、カーテン、寝具、空調 |
| 押し入れを開けると強い | 収納内部の湿気、布団や木部の臭い | 押し入れ内部、襖、除湿 |
このように見ていくと、襖は決して脇役ではありません。むしろ、和室の臭い対策ではかなり大きな面積を持つ存在です。
畳ばかり注目されやすいのですが、襖まで含めて考えると、対策の精度が少し上がりやすくなります。
・ 襖だけ替えれば必ずよいわけではない
ここは冷静に見ておきたいところです。
もし部屋のにおいの中心が押し入れの湿気や畳床の傷み、あるいは壁の内部の問題にあるなら、襖だけ新しくしても変化が小さいことがあります。臭いが強い場合ほど、1か所だけでなく部屋全体を見直す視点が大切になってきます。
とはいえ、襖が古くなっているなら手を入れる意味はあります。見た目が整うだけでも気分が変わりますし、和室全体を見直す最初の1歩としても取り組みやすい部分だからです。
・ 臭いと一緒に見た目も変わるのが襖のよさ
襖の見直しは、臭いだけに効果を求めるものではありません。和室の印象そのものが整いやすいのも大きな魅力です。
少しくすんだ襖紙が新しくなると、部屋が明るく感じられることもありますし、古いにおいのイメージから離れやすくなることもあります。
これは個人的にも大事だと思っている点です。部屋の臭い対策は、空気だけでなく視覚的な印象まで整うと、暮らしやすさがぐっと変わりやすいからです。
和室はとくに、畳と襖と障子のバランスで空気感が決まりやすい空間ではないでしょうか。
■ 消臭リメイクシートの特徴と向いている使い方

最近見かける消臭リメイクシートは、今の襖の上から貼れるものがあり、手軽に雰囲気を変えやすいのが魅力です。
商品によって仕様は異なりますが、今回のようなタイプでは、シール式で貼りやすく、表面に消臭機能をうたう素材が使われているものもあります。
こうした商品は、襖の大規模な修理までは考えていないけれど、臭いや見た目が気になるという場面に合いやすいでしょう。
賃貸で原状回復の考え方を確認したいときや、まずは1枚だけ試したいときにも取り入れやすいかもしれません。
一方で、下地の状態が悪い場合、襖自体が反っている場合、破れや浮きが大きい場合には、貼るだけではきれいに収まりにくいことがあります。シート自体が悪いというより、土台の状態が仕上がりを左右しやすいということです。
・ 消臭リメイクシートが向いていそうなケース
比較的向いていそうなのは、襖の骨組みや下地はまだ大きく傷んでいないものの、表面の古さや軽い臭いが気になるケースです。
見た目の雰囲気を変えたい、手軽に和室の印象を変えたい、のりを使わずに扱いたい、といった希望とも相性がよさそうです。
また、今すぐ全部張り替えるほどではないけれど、何か1つ対策を始めたいという場面にも合いやすいでしょう。
和室の臭い対策は、急に全部を完璧にしようとすると負担が大きくなりがちです。まず1面から見直す方法は、現実的で取り入れやすいのではないでしょうか。
・ 向きにくいケースもある
逆に、長年強いタバコ臭がしみついている、ペット臭が濃い、下地まで傷みが進んでいる、湿気で襖自体が弱っているといった場合は、貼るだけの方法では物足りないこともあります。
このあたりは、手軽さと本格性の違いとして見ておくとわかりやすいはずです。
シンプルにまとめると、消臭リメイクシートは「まず見直してみたい」に向いた選択肢であり、襖の状態によっては本格的な張り替えのほうが納得感が出やすいこともある、という整理になります。
■ 襖の張り替えが和室の臭い対策で選ばれる理由

襖の張り替えは、表面材を新しくするという意味で、和室の臭い対策として理にかなった面があります。
古い襖紙そのものを外して入れ替えるため、長年表面に残っていたにおいやくすみを見直しやすいからです。
さらに、本格的な張り替えでは襖の状態を見ながら進められるので、表面だけではなく全体の印象を整えやすいのも利点です。襖の縁や建て付けまで含めて見てもらえると、仕上がりの満足感はやはり出やすくなります。
和室の臭いが気になるとき、つい消臭剤や芳香剤で上書きしたくなるものですが、元の素材を見直す方向は案外大切です。
香りで隠すだけでは、時間がたつとまた気になってしまうこともあります。その意味でも、襖紙そのものを新しくする方法にはわかりやすい良さがあります。
・ 張り替えは臭い対策と模様替えを兼ねやすい
襖の張り替えは、臭い対策だけでなく部屋の雰囲気づくりにもつながります。
落ち着いた無地、やわらかい織物調、明るめの和柄など、選ぶ紙によって和室の表情がかなり変わります。空気感を変えたいときには、この要素も意外と大きいものです。
和室は家具を大きく動かさなくても、襖や障子が整うだけで印象が変わりやすい空間です。臭い対策と模様替えを同時に進めたいなら、襖の見直しはかなり相性がよい方法と言えそうです。
・ 強い臭いほど張り替えの納得感が出やすいこともある
臭いが軽い段階では、換気や除湿、簡易な対策でも変化を感じやすいかもしれません。
しかし、古い襖紙に長く臭いが残っていそうな場合は、張り替えによってすっきりしたと感じることがあります。もちろん部屋全体の条件にもよるので言い切りはできませんが、表面材を入れ替える効果は考えやすいところです。
■ 消臭リメイクシートと襖張り替えの違いを表で整理
どちらを選ぶか迷ったときは、細かく考えすぎるより、まず違いをざっくり整理すると判断しやすくなります。スマホでも見やすいように、できるだけ小さめの表でまとめます。
| 比較項目 | 消臭リメイクシート | 襖の張り替え |
|---|---|---|
| 手軽さ | 高め | 専門店依頼が基本 |
| 見た目の変化 | 出しやすい | より自然で整いやすい |
| 古い表面材 | 上から覆う形 | 新しく入れ張り替えやすい |
| 下地の状態の影響 | 受けやすい | 見ながら対応しやすい |
| 向いている場面 | 軽い見直し、模様替え | 古さや傷み、臭いが気になる場面 |
この表だけ見ると張り替えのほうがよさそうに見えるかもしれませんが、そう単純でもありません。
いま必要なのが「手軽な改善」なのか「しっかり整えること」なのかで、答えは変わります。だからこそ、部屋の状態と目的を合わせて考えるのがいちばん自然です。
なお、商品紹介を見ると消臭機能やシール式の手軽さが目を引きますが、仕上がりを左右するのは襖本体の状態という点は覚えておきたいところです。
表面だけ見て決めるのではなく、下地の浮きや破れ、反りがないかも確認しておくと安心ではありませんか。
■ 和室の臭い対策で一緒に見直したい場所
襖を見直すなら、せっかくなので周辺も軽く確認しておくと効率がよくなります。和室の臭いは、1つの場所だけ整えても、別の場所から戻ってくることがあるためです。
・ 押し入れの中
押し入れは湿気がたまりやすく、布団や衣類のにおいもこもりやすい場所です。中のものを一度出して風を通し、すのこや除湿剤の使い方を見直すだけでも違いが出ることがあります。襖だけきれいにしても、押し入れ側から臭いが回ってくるようではもったいないところです。
・ 畳の状態
畳が古くなっている、湿気を含みやすい、カビっぽさが気になるという場合は、畳の見直しも外せません。表面だけでなく、部屋の湿気との関係も見ていくとよいでしょう。和室の臭い対策では、畳と襖を別々ではなく一緒に考えるほうが自然です。
・ 換気と除湿
どんなによい材料を使っても、部屋全体の湿気が強いままだと臭いは戻りやすくなります。晴れた日の換気、サーキュレーターの活用、除湿機の併用など、基本的な空気の流れづくりも大事にしたいところです。地味ですが、この積み重ねが意外と効いてきます。
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■ こんな商品も候補になる 消臭リメイクシートを取り入れる考え方

ここで気になるのが、貼るだけで使いやすい消臭リメイクシートです。和柄の見た目を楽しみながら、消臭機能付きのタイプを選べるのは魅力があります。
のりを用意しなくてよいシールタイプなら、扱いやすさの面でもかなり気軽でしょう。
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たとえば、和柄の消臭シールタイプは、今ある襖の印象を変えつつ、表面の見直しをしたい場面に合いやすい商品です。
マットな質感や和室になじみやすい柄が選べるものなら、いかにも貼りましたという雰囲気になりにくいのもうれしいところではないでしょうか。
しかも、シールタイプはのりを作る手間がなく、作業のハードルを下げやすいのが強みです。忙しい時期でも取りかかりやすく、まず1枚試しやすい点は見逃せません。和室全体をすぐ大きく変えるのは大変でも、襖1面からなら始めやすいはずです。
もちろん、商品ページの説明だけで過度に期待しすぎるのは避けたいところです。消臭機能があるとしても、部屋の臭い全体は環境次第で変わります。
そのため、消臭リメイクシートは和室の臭い対策の1つとして使い、換気や湿気対策と組み合わせるのが現実的だと思います。
・ 商品を選ぶときに見たいポイント
選ぶときは、消臭機能だけでなく、サイズ、貼り方、表面の質感、柄の強さも確認しておきたいところです。
和室は柄が強すぎると落ち着かなく感じることもありますし、逆に無地寄りのほうがなじみやすい場合もあります。
また、汚れを拭き取りやすいタイプがよいのか、和紙らしい風合いを優先したいのかでも選び方は変わります。臭い対策だけに絞らず、普段の使いやすさまで考えると失敗しにくいでしょう。
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■ 和室の臭いが気になるときは 襖も含めて無理なく整えていきたい

和室の臭い対策というと、除湿剤や消臭剤を置くことから始めることが多いかもしれません。
それももちろん大切ですが、臭いを含みやすい素材そのものを見直す考え方もかなり有効です。その中で、襖は意外と見落とされやすい存在でした。
消臭リメイクシートは、手軽に取り入れやすい対策として十分候補になります。軽い臭い対策や模様替えを兼ねた見直しには、かなり相性がよさそうです。
一方で、襖の古さや傷み、臭いの強さが気になるなら、本格的な張り替えも考えてみたいところでしょう。
和室の空気感は、畳だけで決まるわけではありません。襖、押し入れ、換気、湿気、その全部がゆるやかにつながっています。
だからこそ、どこか1つを責めるのではなく、面積の大きいところから順に整えていくのが自然です。
古いにおいが何となく気になる、来客前に少し印象を整えたい、和室をもっと気持ちよく使いたい。
そんなときは、襖に目を向けてみると案外すっきりするかもしれません。和室の臭い対策を考えるとき、消臭リメイクシートや襖の張り替えは、思っている以上に現実的な選択肢になってくれるはずです。
▼noteブログではプロのテクニックも解説しています。
気になる方はチェックしてみてください。
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