けれど、安っぽく見える仕上がりにはしたくない。
そんな場面で候補に入りやすいのが、ルノンの量産壁紙「マークII」になります。
ルノン マークII Vol.26は、2026年4月に発売された新しい量産壁紙見本帳です。
前作Vol.25との大きな違いは、品番がRM-801〜RM-890からRM-701〜RM-790へ変わったことにあります。
さらに、見本帳の見せ方として、貼りやすさや色柄の選びやすさが前より分かりやすく整理された印象です。
壁紙の張り替え現場では、「前と同じような白で」「明るく見えればそれでよい」といった相談が少なくありません。
ただ、同じ白系でも、織物調なのか、塗り壁調なのか、少し黄みがあるのか、グレー寄りなのかで部屋の空気は変わります。
とくに和室の場合、畳や襖や柱の色と合うかどうかで、仕上がりの落ち着きが違ってくるでしょう。
前田畳店では、畳、襖、障子に加えて、壁紙の張り替えも承っております。
そのため、この記事ではルノン マークII Vol.26を、カタログ上の情報だけでなく、実際の張り替え現場でどう見ればよいかという目線で整理いたします。
■ルノン量産壁紙マーク2 Vol.26とは?2026年4月発売の新しい量産クロス
ルノン マークII Vol.26は、2026年4月発売の量産壁紙見本帳です。
品番はRM-701〜RM-790で、新築からリフォーム、張り替え工事まで使いやすい壁紙がそろっています。
公式では「心地よさを、アップグレード」という言葉が使われており、上質なカラーや素材感、施工性、機能性を両立したラインアップとして紹介されています。
量産壁紙と聞くと、「安い白いクロス」というイメージが先に浮かぶかもしれません。
しかし、最近の量産クロスは、白系でも表情がかなり増えています。
織物調なら住宅らしい自然な仕上がりになりやすく、塗り壁調なら少しやわらかい雰囲気に寄せやすいですね。
気を付けたいポイントは、マークIIという名前は同じでも、2026年版では品番が大きく変わっていることです。
前作の番号を覚えている場合でも、そのまま注文番号として使えるとは限りません。
ここを確認しないまま進めると、似ているけれど少し違う壁紙を選んでしまうことがあります。
・ルノン マークII Vol.26の基本情報
まずは、公式情報から確認できる基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 見本帳名 | ルノン マークII Vol.26 |
| 発売時期 | 2026年4月 |
| 品番 | RM-701〜RM-790 |
| 前作 | ルノン マークII Vol.25 |
| 前作品番 | RM-801〜RM-890 |
| 巾 | 92cmの商品が確認できます |
| 巻 | 50mの商品が確認できます |
量産クロスは、部屋全体に使われることが多い壁紙です。
そのため、奇抜さよりも、清潔感、明るさ、張り替え後の自然さが大切になります。
個人的には、壁紙は主張しすぎないほうが、畳や襖との相性を取りやすいと感じています。
もちろん、アクセントを入れたい部屋なら別の考え方もあります。
けれど、普段使いの6畳や8畳の部屋では、落ち着いた白系や淡い色のほうが長く見て飽きにくいでしょう。
■前作との違いは?RM-801〜RM-890からRM-701〜RM-790へ品番が変更

前作との一番分かりやすい違いは、品番の範囲が変わった点です。
前作のルノン マークII Vol.25は、2024年1月発売で、品番はRM-801〜RM-890でした。
新作のルノン マークII Vol.26は、2026年4月発売で、品番はRM-701〜RM-790になります。
見本帳が新しくなると、柄が変わるものもあれば、継続品として残るものもあります。
ただし、継続品であっても、新しい品番に変わっている場合があるため注意が必要でしょう。
おすすめしたいポイントは、旧品番を見て判断せず、必ず現行品番を確認することです。
特に、管理会社や大家さんから「前と同じもので」と言われた場合ほど、品番対照表の確認が大切になります。
・前作と新作の違いを表で確認
新旧の違いを、スマホでも見やすいように小さくまとめます。
| 比較項目 | 前作 Vol.25 | 新作 Vol.26 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年1月 | 2026年4月 |
| 品番 | RM-801〜RM-890 | RM-701〜RM-790 |
| 見え方 | 実用性重視の印象 | 色柄と施工性を整理した印象 |
| 確認点 | 旧品番の把握 | 現行品番との照合 |
| 注意点 | 廃番や変更の可能性 | 対照表の確認が必要 |
現場では、品番の違いは地味に見えても、意外と大きな問題になります。
たとえば、1部屋だけ張り替える場合、隣の部屋と色味が大きく違うと違和感が出やすくなります。
また、同じ白系でも、日当たりのよい部屋では明るく見え、暗い廊下では少し沈んで見えることもあります。
カタログでは近く見えたのに、実際に張ると違って見える。
壁紙では、こういうことが普通に起こります。
だからこそ、番号だけでなく、実物の色味や部屋の光も合わせて見たほうが安心ですね。
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■ルノン マークII Vol.26の特徴は?貼りやすさと選びやすさが前に出た構成
ルノン マークII Vol.26は、貼りやすさと選びやすさが分かりやすく整理された見本帳です。
公式の構成では、貼りやすい安心シリーズ、デザインとカラー、パターン、不燃認定壁紙といった区分が確認できます。
量産壁紙は、価格を抑えたい場面で選ばれることが多い材料です。
とはいえ、実際の張り替えでは、価格だけを見て決めると少し物足りなくなることがあります。
下地の状態、部屋の明るさ、建具の色、畳や襖との相性まで見る必要があるからです。
おすすめしたいポイントは、白系の壁紙でも、織物調か塗り壁調かを先に考えることです。
織物調は、住宅の壁紙として馴染みやすく、落ち着いた雰囲気にまとめやすいでしょう。
塗り壁調は、やわらかい表情が出やすく、和室や少し静かな印象の部屋にも合わせやすいかもしれません。
・貼りやすい安心シリーズは現場でも見やすい考え方
貼りやすい安心シリーズという見せ方は、張り替え現場でも分かりやすい分類です。
壁紙は、柄だけでなく施工性も大切になります。
下地の影響を受けにくいか、ジョイントが目立ちにくいか、厚み感があるか、仕上がりが自然に見えるか。
こうした部分は、完成してから差が出やすいところでしょう。
もちろん、どの壁紙でも下地処理は必要です。
古い壁紙をはがしたあとに段差やめくれがあれば、パテ処理や下地調整をしてから張る流れになります。
壁紙だけで下地の悪さを全部隠すのは難しいものです。
そのため、材料選びと同じくらい、下地を見ることが大事になります。
・デザインとカラーは部屋の印象を左右しやすい部分
デザインとカラーは、張り替え後の満足感に関わりやすい部分です。
白い壁紙でも、真っ白に近いもの、ベージュ寄りのもの、グレーを感じるものがあります。
和室の場合、真っ白すぎる壁紙を選ぶと、畳や柱の年数がかえって目立つ場合もあります。
反対に、少し落ち着いた色味を選ぶと、部屋全体が自然につながることもあるでしょう。
このあたりは、写真だけではなかなか分かりません。
できれば小さな見本を、実際の部屋の光で確認してみてください。
蛍光灯で見る色と、日中の自然光で見る色は、思った以上に違って見えることがあります。
■張り替え職人目線で見るメリットは?賃貸や一般住宅で使いやすい定番感
ルノン マークIIは、賃貸住宅や一般住宅の張り替えで使いやすい定番候補になりやすい壁紙です。
理由は、派手すぎず、部屋全体に張っても落ち着きやすいからになります。
張り替えの仕事をしていると、壁紙選びで迷う場面は本当に多いです。
明るくしたい。
清潔感を出したい。
予算はなるべく抑えたい。
けれど、安っぽくは見せたくない。
こうした希望が重なると、量産壁紙の中から選ぶのが現実的な選択になりやすいでしょう。
特に退去後の原状回復や、普段使いの居室では、強い柄よりも自然な白系が選ばれやすくなります。
気を付けたいポイントは、量産壁紙だから何を選んでも同じ、とは考えないことです。
壁紙は面積が広いため、小さな見本で見た印象よりも、張ったあとの印象が強く出ます。
・現場では白系でも雰囲気をよくしたい相談が多い
実際の現場では、白系の壁紙を希望されるケースが多くあります。
ただ、ただ白ければよいという話ではありません。
部屋を明るく見せたい。
清潔感を出したい。
畳に合うようにしたい。
こうした気持ちが、その一言の中に入っていることがよくあります。
そこで大切になるのが、壁紙だけを単独で見ないことです。
畳が新しい場合は、壁紙も少し明るめにすると部屋全体がすっきり見えることがあります。
襖や柱に年数が出ている場合は、真っ白すぎる壁紙よりも、少しやわらかい白のほうが馴染む場合もあるでしょう。
私なりには、和室の壁紙は「きれいにする」だけでなく「浮かせない」ことも大切だと思っています。
新しい壁紙だけが目立ちすぎると、かえって他の部分の古さが気になってしまうからです。
私の動画で壁紙についての事も解説していますのでよかったらチェックしてみてください。
■旧品番指定の現場で注意することは?品番対照表の確認が大切
ルノン公式には品番対照表が用意されており、新旧の対応を確認できます。
たとえば、RM-701には前作Vol.25のRM-837などが共通品番として表示されています。
また、RM-758には前作Vol.25のRM-801が共通品番として表示されています。
RM-790には前作Vol.25のRM-890が共通品番として確認できます。
このように、すべてが単純に番号順で置き換わるわけではありません。
つまり、「前作が801番だったから新作は701番だろう」という判断は避けたほうがよいでしょう。
気を付けたいポイントは、似た番号で判断せず、必ず現行の品番情報を確認することです。
とくに、一部屋だけ張り替える場合や、以前の部屋と合わせたい場合は、ここを丁寧に見たいところです。
・旧品番で起きやすい勘違い
旧品番で起きやすいのは、番号だけを見て同じ柄だと思い込んでしまうことです。
見本帳が新しくなると、似たような壁紙が並んでいても、品番の対応は別に確認する必要があります。
また、古い見本帳に載っている壁紙が、現在も同じように注文できるとは限りません。
在庫や継続状況は変わることがあります。
壁紙は張ってしまうと、簡単には戻せません。
だからこそ、品番、色、機能、下地の状態を先に確認しておくと安心でしょう。
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■和室や襖まわりにも合う?前田畳店として見た色柄選びのポイント
和室に使う壁紙は、畳、襖、障子、柱の色と合わせて選ぶとまとまりやすくなります。
壁紙だけを新しくすると、部屋は明るくなります。
ただし、畳や襖がそのままの場合、新しい壁紙との色差が気になることもあります。
たとえば、畳が青みのある新しい表なら、やや明るめの壁紙でもすっきり見えやすいでしょう。
反対に、畳や柱に年数が出ている場合は、少し落ち着いた白やベージュ寄りの壁紙のほうが馴染むこともあります。
襖が白っぽい場合は、壁紙も近い明るさにすると部屋全体が広く見えるかもしれません。
一方で、襖に柄がある場合は、壁紙を控えめにしたほうがバランスを取りやすくなります。
おすすめしたいポイントは、壁紙を単独で選ばず、畳と襖を一緒に見て判断することです。
和室は、ひとつの材料だけで雰囲気が決まる部屋ではありません。
畳、襖、壁、天井、柱の色が合わさって、落ち着いた空間になります。
・和室で選びやすい壁紙の考え方
和室で迷った場合は、まず強い柄を避けると失敗しにくいでしょう。
もちろん、部屋の使い方によっては柄物も選べます。
ただ、普段使いの和室や客間では、落ち着いた織物調や塗り壁調が合わせやすい印象です。
壁紙を明るくすると、部屋全体が清潔に見えます。
けれど、真っ白すぎると柱や襖の古さが目立つ場合もあります。
このあたりは現場ごとの判断になります。
少しだけ落ち着いた白を選ぶと、自然に馴染むケースも少なくありません。
畳屋として見ると、壁紙の色は畳表の色味にも影響されます。
い草、和紙畳、樹脂畳では、それぞれ見え方が変わるからです。
壁紙張り替えと畳替えを同時に考える場合は、先に部屋全体の色の方向を決めておくと進めやすいでしょう。
■ルノン量産壁紙マーク2はどんな人におすすめ?安くきれいに張り替えたい場合に向く
ルノン量産壁紙マーク2は、費用を抑えながら部屋をきれいに整えたい場合に候補にしやすい壁紙です。
派手なデザインよりも、清潔感や自然な仕上がりを重視する場面に向いています。
賃貸住宅の張り替え、市営住宅の修繕、空き室の原状回復、一般住宅の居室、和室の壁紙張り替えなどで使いやすいでしょう。
もちろん、すべての部屋に合うとは限りません。
店舗のように強いデザイン性が必要な場合や、アクセントクロスを大きく見せたい場合は、別の見本帳から選ぶ方法もあります。
しかし、日常生活の部屋をきれいに整える目的なら、量産壁紙はかなり現実的な選択肢になります。
おすすめしたいポイントは、予算と仕上がりのバランスを取りやすいことです。
壁紙張り替えは、材料費だけでなく、はがし、下地処理、施工手間も関係します。
そのため、壁紙だけを高くするより、部屋全体をきちんと整えたほうが満足につながる場合もあるでしょう。
・おすすめしやすいケース
ルノン マークII Vol.26をおすすめしやすいのは、次のようなケースです。
- ✓ なるべく費用を抑えて壁紙を張り替えたい場合
- ✓ 白系や淡い色で部屋を明るくしたい場合
- ✓ 賃貸や退去後の張り替えで無難に整えたい場合
- ✓ 和室の壁をきれいにしたい場合
- ✓ 畳や襖と合わせて部屋全体を整えたい場合
- ✓ 派手さより清潔感を重視したい場合
反対に、強い柄や個性的な色を主役にしたい場合は、量産クロス以外も検討したほうがよいかもしれません。
壁紙選びは、安いか高いかだけで決まるものではないでしょう。
どの部屋に使うのか。
どんな雰囲気にしたいのか。
どれくらいの期間、気持ちよく使いたいのか。
ここを考えると、選ぶ壁紙は自然に絞りやすくなります。
■ルノン量産壁紙マーク2のよくある質問
ルノン量産壁紙マーク2について、張り替え前に確認されやすい内容をまとめます。
・ルノン マークII Vol.26はいつ発売された壁紙ですか?
ルノン マークII Vol.26は、2026年4月発売の量産壁紙見本帳です。
品番はRM-701〜RM-790で、前作Vol.25のRM-801〜RM-890から変更されています。
・前作と同じ壁紙を選ぶことはできますか?
前作と共通する品番がある場合は、品番対照表で確認できます。
ただし、旧品番だけで判断せず、現行品番、見本帳、在庫状況を確認することが大切です。
・量産壁紙は安っぽく見えませんか?
選び方によって印象は変わります。
最近の量産壁紙は、白系でも織物調や塗り壁調の違いがあり、部屋に合えば自然できれいに仕上がりやすいでしょう。
・和室にもルノン マークIIは使えますか?
和室にも使いやすい壁紙はあります。
畳、襖、障子、柱の色と合わせながら、明るすぎない白や落ち着いた塗り壁調を選ぶとまとまりやすくなります。
・壁紙だけ張り替えれば部屋はきれいになりますか?
壁紙の張り替えで部屋の印象はかなり変わります。
ただし、畳や襖の劣化が目立つ場合は、壁紙だけが新しく見えてしまうこともあるため、部屋全体のバランスを見ることが大切でしょう。
・品番はどこを確認すればよいですか?
現行の見本帳、ルノン公式サイト、品番対照表などで確認できます。
旧品番が分かる場合でも、現在注文できる品番かどうかを施工前に確認したほうが安心です。
・ルノン量産壁紙マーク2が新しくなった!前作との違いを張り替え職人目線で解説の総括
- ✓ ルノン マークII Vol.26は2026年4月発売の量産壁紙です
- ✓ 新作の品番はRM-701〜RM-790です
- ✓ 前作Vol.25の品番はRM-801〜RM-890でした
- ✓ 前作との大きな違いは品番変更と見せ方の整理です
- ✓ 旧品番を使う場合は品番対照表の確認が大切です
- ✓ 番号が似ていても同じ柄とは限りません
- ✓ 量産壁紙は費用と仕上がりのバランスを取りやすい壁紙です
- ✓ 白系でも織物調と塗り壁調で印象が変わります
- ✓ 和室では畳や襖との色合わせが重要になります
- ✓ 真っ白すぎる壁紙は木部や襖の古さを目立たせる場合があります
- ✓ 少し落ち着いた白は和室に馴染みやすいことがあります
- ✓ 賃貸や退去後の張り替えにも使いやすい候補になります
- ✓ 下地の状態によって仕上がりは変わります
- ✓ 壁紙だけでなく部屋全体のバランスを見ることが大切です
- ✓ ルノン マークII Vol.26は安くきれいに整えたい張り替えで検討しやすい壁紙です

前田畳店・インテリアマエダ
盛岡で創業60年の信頼と実績!
たたみ、ふすま、しょうじ、カベ紙、アミ戸の張替えリフォームは
畳製作技能士一級・畳訓練指導員
壁装技能士1級・2級在籍の当店へ
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